日々のコラージュ、スクラップノート


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熊井明子さん

             美しき川は流れたり
             そのほとりに我はすみぬ
             春は春、なつはなつの
             花つける堤に坐りて
             こまやけき本の情けと愛とを知りぬ
             いまもその川のながれ
             美しき微風ととも
             蒼き波たたへたり

                                  室生犀星 『犀川』                        

十代の後半から、「社会」というものに出る頃まで、
まるで『バイブル』とでも言うように、何度も読み返していたのが、
熊井明子さんのエッセイでした。

人生に対する真摯さ、本を読む楽しさ、自然や動物を愛するということ、、
それがとても身近でありながら、新鮮な言葉で書かれていて、惹き付けられました。
こんなに清冽なものの見方をする人がいるんだ!とショックを受けて、
私もそうなりたいと強く思いました。


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熊井さんの影響で私も、
本の中の好きな言葉や詩をノートに書き写してみたり、
雑誌の写真を切り抜いて、スクラップブックを作ったり。
勉強もしないで、そんなことばかりしていたみたい。
その頃の私は、全てを熊井さんの目を通して見ていたような気がします。
(12月7日に引用した「ホリー・ゴライトリー」の詞も、彼女の著作で知ったものです。)

とはいっても、学校を出て、ちらっと社会を覗いて、結婚して、、
すぐに子供が出来て、転勤も多くて。。(この頃の私の年表を作るとしたら、1年ごとに色違い。笑)
いろいろな人や価値観に出会って、いつの間にか忘れていたのですが。。

時は(かなり)流れ。
ふとしたことで「写真」の楽しさを知り、
なんとなく・・ブログを始めて、それが日常のものになってきて。
ノートに書いたり貼り付けていたのが、今はwebに変わっただけかも。
ふと気付くと、「憧れ」のベクトルはあの頃と同じなのでした。

熊井さんの文章は、瑞々しくあるけれど、決して「少女趣味」ではないです。
ある種の厳しさや、幅広い知識や誠実さに裏打ちされた、
「大人」のものだと思います。
私も、そうありたい。。。

ちょっと不思議だったのですが、
熊井さんと親交の深い北野佐久子さんの手作りのスコーンを、
写真教室で毎回私は頂いていたのです。。
北野さんと、写真を教えてくださったToko先生
お店を提供してくださったお花屋さんのマダムが共通のお知り合いで。
お花屋さんは、熊井さんのことも、もしかしたら御存知かと思いました。
遠い憧れの方のシルエットが、霧の中からふと見えたような。。ドキドキ。(笑)
来年は、もっと本を読んで、いろいろちゃんと考える習慣をつけて、と。
このブログも、出来れば続けて、、
背伸びしたり、良い人ぶったりの文章が、
少しでも率直になり、質を高めていけますように。。
それを、目標にしたいと思います。^^
by my_poppy | 2006-12-20 01:20

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