日々のコラージュ、スクラップノート


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レベッカ

監督:アルフレッド・ヒッチコック 1940年、アメリカ

d0074259_1550583.jpg昔映画館で観たのは、いつだったでしょう。
多分、中学か高校の頃。母親と一緒でした。
不思議な気がします。母は、特に映画好きでもなかったから。
あの頃の私は本当に幼くて、理解力も悲しいくらいに貧しかったから、ストーリーを完全にわかってはいなかったと思います。
肝心な場面をしっかり忘れているので、自分でも可笑しくなってしまう。
ただ、ヒロインが笑えばほっとして嬉しくなり、困った顔をすれば胸が痛み、
彼女と一緒に目に見えぬレベッカの「気配」に怯えていました。

不思議な映画です。
ヒロインなのに、名前がないなんて。
若くて美しくて、とても愛されているけれど、彼女はそういう存在。
名前が無い・・と観終わって気付いたとたん、何故かヒロインは現実感を無くして、ずっと遠くに行ってしまった気がしました。
声も届かない、別の遠い世界へ。
そして、亡くなったレベッカという女性の気配が、色濃く立ちこめる。
ぞくっとしました。


後から友人のYさんに聞いたのですが、この映画のカメラワークはとても評価が高いそうです。
冒頭で、屋敷の門が閉まったまま通り過ぎるシーンや、
追い詰められたヒロインとその夫に、ふんわりと、
レベッカが、まるでその状況を楽しむように近づいて行くかのような視点。
知らず知らずに観客は幻惑されて、
「何も写っていないのに、まるでレベッカがそこにいるかのような」気分にさせられてしまいます。
映画って、すごい嘘をつくものなんですね。。

今また、この映画に出会えて、本当に良かった。


ネタばれになってしまいますが↓



レベッカの本心はどこにあったの・・・。
見終わった後、考え続けてしまうのは、やはり「レベッカ」のことです。

もしかしたら、結婚する前から、自分の病気が不治であると知っていた。。。?
結婚したのは、大富豪で名士である人の夫人になりたかっただけなの。
夫を全く愛していなかったんだろうか。
何故、夫になった人を裏切るだけでなく、
事あるごとに傷つけ、自分の死後も苦しめようとするのか。
最期の「勝ち誇った微笑」は・・・、そこまで「気丈」でいられるなんて、信じられない。。

同じ職場の友人のY子さんは映画が大好きで、とても詳しいので、
彼女と話していると、視野が広がる気がします。
今日もいろいろ話していたら、いろいろな疑問が湧いてきて、今すぐもう一度観たくなりました。
500円でDVDをいくつか買ったので(これは安すぎですよね。。
とてもありがたいけれど、映画に対して失礼じゃないのかなという気もする。
でも、いっぱい買っちゃったのだけれど。。)
しばらくは、「名作」を見るのが楽しみになりそうです。
by my_poppy | 2007-01-12 01:39

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